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理学療法士がトレーナー活動!就職して1年目のPTが野球のトレーナーになるためにやったこと5選!
何度か記事に書いている「スポーツ現場で働く理学療法士」のテーマ。 学生PTや若手理学療法士は興味がある話題なんじゃないかな、と思います。 学生時代に「野球肘」や「野球肩」などで自分自身が理学療法士にお世話になったことから、理学療法士を目指すきっかけになった人も多いと思います。私もその中の一人です! だけども、いざ養成校に進学してみたり、理学療法士として働き始めたら 講義内容に「スポーツ理学療法やテーピング手技などは思っていた以上に少ない!」 いざ就職したら「スポーツに触れ... -
手段(やること)ではなく目的(なぜやるか)を先に考える
学生の患者さんや競技現場でよく見受けられる現象で「スクワット〇〇kg挙げた!」、「ベンチプレス〇〇kg挙げた!」等の張り合い。非常に勿体無い、、。 ましてや、デッドリフトやスクワットを部活でガシガシやって疲労骨折なんてケースも多く見受けられます。何のためのトレーニングをしているのか。 もちろんトレーニングを否定しているわけではありません。むしろやるべきものとして考えています! ただ、「なぜやるのか」が明確では無い状態でガシガシとウエイトトレーニングをやるのは効果も出ずらい... -
野球の投球動作における「トップを作る」に対する考え
今回は投球動作における「トップ」に対する私の意見をあれこれ述べたいと思います。なぜこの記事を書こうと思ったかというと、今に始まったことではありませんが「トップを作る」という言葉が逆にトップを崩すと思ったのがきっかけです。 というのも、私は理学療法士を始めた1年目から投球障害に向き合ってきました。私自身も小学生から野球を始め、現在に至るまで趣味程度ではありますが野球を続けています。私の周りの人も、リハビリで関わる人も投球障害に悩む人はたくさんいます。 その中で多くの人に共... -
投球復帰をする上で優先すべきは「距離ではなく強さ」である!
投球復帰に向けて頑張っている選手のなかで、競技現場やリハビリの際によく見受けられるのが「投球できる距離」を追い求めているケースです。そして、こういったケースはしばしば完全復帰に時間を要すように感じます。 大切なのは「出力をいかに10割に近づけれるか」だと私は考えます。 どれだけ距離を投げられても、それが山なりの投球では競技には通用しません。これが投手なら尚更です。100球以上の球をほぼ全力で投げ切らなければいけないのですから。 ただ、実際には キャッチボールである程度の距離... -
野球肩や野球肘を治療する上で、優先的に学ぶことは治療法では無い!!
これまで野球肘や野球肩などの「投球障害」に関わりながら、自分自身もより良い治療がで提供できるようにと思い色々な勉強をしてきました。今は自分が勉強しながら、他スタッフに向けて「投球障害の治療」について伝達する側になりアウトプットする機会が増えてます。 その中で最近感じるのは「治療技術を学ぶことに固執しすぎじゃない??」ってことです。確かにどう治療すれば良いかわからないから、手技手法を学びたいと言う気持ちは理解できなくはないです。しかし、治療するにしても「何に対してアプロー... -
【野球選手必見!】よく「腕のしなり」っていうけど、ちゃんとしなれてる?
よく「腕がしなる」とか「肘がしなる」って言葉が一人歩きしてるな〜、と感じることが多いです。皆さんも一度は聞いたことがあると思います。 速い球を投げるため、遠くにボールを投げるには「しなりが必要だ!」なんて言葉、聞いたことありますよね?じゃあ、それってどこがしなってるんですか?どうすれば動きが改善し、適切なしなりができますか? そこまでを考えて動作改善に努めるのか、しなりを出すことだけにフォーカスしてブリッジをやり続けるのか、で得られる効果は全くの別物です。 加えて、し...