初めましての方は初めまして!いつも記事を読んでくださっている方はありがとうございます🙇🏻♂️『あき』です!
今回は「トレーニング効果を確実に引き出すためのプログラムの組み方」をまとめていきたいと思います。前回の記事では栄養の観点からまとめましたが今回はプログラムの観点からまとめます!
ファン化とFun化を目指せ!!
トレーニング効果を確実に引き出すには「継続」が言わずもがな必要となります。
どんなに技術のあるセラピストやトレーナーでも、即時に効果を出してその効果を持続させることは難しいです。例えばその日に来た患者様の筋力を急に向上させることは可能でしょうか?クライアントの筋ボリュームを増やすことはできますか?
必要なことは、効果のある治療やトレーニングをいかに継続することができるかになります。わかってはいてもこれがなかなか難しいことで、、
必要なのは自分自身が継続できることではなく、クライアントが継続できるプログラムを組むことです。さらに言うなれば「この人にもう一度治療して欲しい、トレーニングして欲しい」と思わせることが重要です。
極端な話をすると、その日に劇的な変化がなくてもクライアントからこれからの期待を得ることができればトレーニング効果は向上する見込みがあります。クライアントに自分のファンになってもらい、トレーニングにFunを見い出してもらうことができればトレーニングは成功する方向へ動きます。
患者・クライアントから求められること
確かなスキルに加えて
治療・トレーニングにおいて技術が求められるのは言うまでもありません。これに関しては経験や学習によって生涯磨き続けることが必要です。
ただ、他者との差別化を図り自分自身のファンになってもらうには以下の2点が重要になります。
- 非言語的コミュニケーション能力⇨言葉ではない部分を推察し、対応できること
- 対人的深層共感力⇨患者様やクライアントの立場に立ち物事を考え、共感できること
現在の医療の現場では理学療法士は年間1万人近く排出されます。2030年にはおそらく供給量が需要量を上回るでしょう。トレーナーにおいてもパーソナルトレーニングやセッションを行う施設が増えてきた中で、自分自身をいかにリピートしてもらうかが生き残るためには重要です。
そうした環境の中である一定水準のスキルがある複数名を比較した際に、患者様やクライアントはどんな人を選びたいと思うでしょうか?
治療やトレーニング面だけでなく、精神面にも寄り添えるコミュニケーション能力を持ち合わせている人がこれからは重要になってきます。情報が容易に手に入り、AIの普及による様々なシステム化が進む中で上記2点は人間にしかできない能力だからです。
トレーニング=変化・進化
まずは変化を
序盤で「即時に効果を出して効果を持続することは難しい」と述べました。しかし、患者様やクライアントから見ると変化はとても大事なことです。
そのため、その日のトレーニングメニューの中で即時効果を期待できるメニューをまずは1つ組み込みましょう。例えば、、
- 治療であれば相反抑制を利用したストレッチによる可動域の改善
- トレーニングであればあえて片側のみのトレーニングに絞り実施し、鏡でトレーニング後に左右差の確認
初回に自分自身の身体や運動機能に多少なりとも変化があると『次への期待』へとつながります。ひいてはリピートへの材料になりますよね。
次いで充足感を
変化を感じてもらい、効果を実感してもらえた後はその日1日の充足感を得てもらいましょう。
トレーニングボリュームによる疲労度でもいいでしょうし、動作向上や機能改善に伴う満足感でも良いです。中には、トレーニングそのものよりも会話を楽しみに来ている患者さんやクライアントも少なくはありません。
個人個人で何を目的に来ているかは異なるので、カウンセリングや問診、何気ない会話の中から相手のニーズをいかに引き出すかが鍵となります。
ニーズが把握できたら、あとはひたすらニーズに応える努力をするだけです!そのための知識と技術、手段は自分の時間と引き換えにたくさん学び、行動するのみ!
まとめ
- まずはトレーニングを継続してもらうために、自身のファン化とトレーニングのFun化を目指せ!
- 継続してもらう、リピートを得るための差別化を図る
- 変化を実感してもらうメニュー、次いで充足感のあるプログラムを
- ニーズを把握して、ただひたすらにニーズに応えろ!
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は「トレーニングプログラムの組み方」についてまとめてみました。皆さんの参考になればと思います。また次回の記事でお会いしましょう!バイバーイ👐