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【野球肘検診】痛みの有無で判断しない!定期的な肘の健康診断を!

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学童野球を始めてから「野球肘検診」に参加していない選手、子供を参加させていない保護者や指導者の方。いますぐ近くの野球肘検診に参加してください!

「痛みがないから肘検診に参加しなくてもいいかな」とか「痛みが出たら参加してみようかな」なんて思いがちなんですよね。気持ちはわかります。症状がないのに参加していいのか不安だったり、痛くないから参加しなくてもいいと考えますよね。

でも、それが危険なんです!野球肘検診の活動の中で検査をしている主目的は「肘の軟骨病変」を探しています。これって初期症状のほとんどが無症状のことが多いんです。症状が出ることは進行期から末期になっていることが多いです。そうなると長期の投球休止期間を設ける必要が出たり、手術をする必要があるなんてケースも出てきます。

自分のチームの選手や、お子さんの肘をちゃんとチェックする機会を設けてあげてください。これって大人で言う健康診断と同意義なんです。毎年、継続して参加することで微妙な変化を見つけること、早期治療につなげることを目的にしています。

私は「野球選手」のリハビリに関わって7年目です。野球肘検診は学生時代から参加しており、年に3回ほど青森県と岩手県の選手を中心に検診活動を行っています。その検診活動を通しての考えをあれこれぼやいてみます!

もくじ

肘検診は年に1回でもいいから、毎年継続して参加すること!

冒頭でも話した通り、肘検診は学童期からの継続的な参加が大切です。1度参加した時に問題がないから大丈夫!ではありません。

前年度からの変化を画像でしっかり捉える必要があります。実際に、今年の10月に岩手県のある地区で行った検診で、昨年異常がみられなかった小学生2年生の肘に、今年は病変部位が見つかりました。仮に今年の肘検診に参加せずに野球を続けていたとすると、肘の状態が悪化していたでしょう。

このように、たった1年でも身体の中には変化が起きるのです。定期的に参加していないと見つけられないものです。

長く野球を楽しむことが可能になる!

野球をやっている選手には少しでも長く、楽しく野球に打ち込んでほしいのです。野球の競技人口を少しでも維持・増加するためにも「怪我」は可能な限り減らしたいです。

肘検診では「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎:OCD」を探しています。このOCDは進行期〜末期になると肘の可動域制限を来たし、最終的には若いうちに関節変形まで進んでしまいます。そうならないように早期発見をする必要があるのです。早期に治療を開始することで、投球休止期間を少なくすることや手術を避けることが可能になります。

投球休止が長くなればなるほどモチベーションは下がりますし、手術後も投球休止期間を数ヶ月設ける必要があります。この状態は選手にとって非常にストレスになりますし、野球から離脱するひとつのタイミングになり得ます。そうならないように、早期に手を打つ必要があのです!

野球肘検診に学童期の初期から参加し続けて、肘の健康診断を行うことで身体の状態を確認しながら健康的に野球を続けることが可能になるのです!なんと素晴らしいことでしょう!

通院費用より安く、医療機関でしか見つけれないものを見つけることができる!

この野球肘検診は行っている団体がさまざまです。無料で行っている団体やワンコインで行っている団体など様々です。法外なお金をとって行っている団体はありません。

OCDを見つけるにはレントゲン写真をとること、超音波検査(エコー検査)をしないと見つけることはできません。病院でこの検査をしようとすると、初診料やレントゲン料、超音波画像診断料などコミコミで数千円から1万円ほどかかることになります。

ただ、野球肘検診であれば医療機関で支払う金額よりは安く、もしくは開催する検診によっては無料で受けることができます。そんなの受けるしかないでしょ!いますぐにでも近場で野球肘検診をやっていないか探してください!

上腕骨小頭離断整骨軟骨炎は早期発見・早期治療がカギ!

以前の記事で1度、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎について触れたことがあります。簡単にまとめます。

  • 病気分類は初期・進行期・終期に分類
  • 初期では保存療法、進行期以降は手術が選択されることが多い
  • 初期は無症状のことが多く、可動域制限や疼痛を自覚してから受診するため進行期で見つかるケースが多い
  • 治療を放置すると野球だけではなく、日常生活に支障をきたす関節変形を起こす可能性もある
  • 適切な治療を行うことで、競技復帰は可能

上腕骨小頭離断整骨軟骨炎は、初期段階で見つけて適切な治療を行うことが非常に重要なのです!可能な限り投球休止期間は短い方が、手術をしないで済む方がいいですよね。

この辺は過去の記事を合わせて読んでください!

肘検診に参加したことがない、参加から年数が空いている小学生から中学2年生は参加を!

何度も言いますが、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎は早期発見と早期治療が非常に重要です!

まだ参加したことがない、1度だけ参加してその後参加していない場合はすぐにでも参加する予定を立ててください。特に骨成熟が未熟な学童期の選手が対象になります。小学生から中学生の成長が遅い選手は必ず受けるようにしましょう!

大人は職場で必ず健康診断を毎年行っていると思います。学生であれば内科検診や耳鼻科検診、歯科検診などを行っていると思います。それと同じように、野球をやる上でこの「野球肘検診」って非常に大切なんです。後からじゃ遅いんです!

大好きな野球を長く、健康的に続けていくためにも積極的に「野球肘検診」に参加しましょう!

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