2025年8月– date –
-
【野球選手向け】原因は柔軟性?ハムストリングス肉離れ再発予防案!
野球選手の怪我といえば真っ先に来るのは投球障害かと思います。いわゆる野球肘や野球肩という怪我ですね。でも、実際の発生頻度でいうとどうでしょうか。ある報告によると「メジャーリーグ選手の怪我を調べて一番多かったのは大腿二頭筋損傷(ハムストリングス肉離れ)」というデータが出ています。 意外と思った人も多いのではないでしょうか。まあ、そこのデータはともかく。今回のテーマは「ハムストリングス肉離れの再発予防」についてです。実は、ハムストリング肉離れの経験のある競技者を対象に再発率を調... -
【選手向け】球速アップ、肩を強くするなら腱板を鍛えるは嘘!
前回の記事では腱板(よく言うインナーマッスル)を鍛えるには下準備と工夫が必要だという記事を書きました。簡単に内容をまとめると以下の通りになります。 投球動作を繰り返すことで身体は同じ筋肉を何度も何度も働かせる。 繰り返し使われた筋肉は緊張が高くなり姿勢不良へとつながる。この姿勢不良や緊張のバランスの変化がある状態では、適切なトレーニング効果を得ることができない。 トレーニング効果を最大限かつ効率的に得るために、下準備として簡単なストレッチやエクササイズを用いて筋緊張の状態や姿... -
【選手向け】野球は腱板(インナーマッスル?)をまず鍛えろ、は本当か?
よく野球選手、特に投手なんかは「チューブトレーニングでインナーマッスルを鍛えなさい」なんてことを言われると思います。必要なのは確かにそうです。 ※インナーマッスルという言葉は好かないので以下、「回旋筋腱板を省略し、腱板」と記します。 回旋筋腱板(rotator cuff):棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋から構成される。上腕骨頭を求心位に保持し、肩関節の動的安定性に関与する。 ですが、むやみにチューブトレーニングをしたところで効果は出ずらいです。なぜなら日々の練習で繰り返し使われている身体... -
【指導者・保護者向け】野球少年の身体を守るために考えること3選!
前回の記事で「選手が競技から長期に離れることは非常に大きなストレスで、モチベーションの大きな低下につながる」ということを書きました。 選手が競技から長期に離れなければいけない原因も様々ありますが、多くの場合は怪我によるものがあげれられます。我々理学療法士は、怪我から早期に復帰させる役割をになっているのと同時に、怪我をしづらい身体作りをすることもになっています。 今回は、指導者や保護者が選手の怪我を少しでも減らすためにできることをあれこれぼやこうと思います。 投球数が過度になっ...
1