理学療法士– category –
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野球肩や野球肘を治療する上で、優先的に学ぶことは治療法では無い!!
これまで野球肘や野球肩などの「投球障害」に関わりながら、自分自身もより良い治療がで提供できるようにと思い色々な勉強をしてきました。今は自分が勉強しながら、他スタッフに向けて「投球障害の治療」について伝達する側になりアウトプットする機会が増えてます。 その中で最近感じるのは「治療技術を学ぶことに固執しすぎじゃない??」ってことです。確かにどう治療すれば良いかわからないから、手技手法を学びたいと言う気持ちは理解できなくはないです。しかし、治療するにしても「何に対してアプロー... -
スポーツ現場で働く理学療法士になりたい人へ!就職先をクリニックにせよ!
理学療法士になったはいいものの、自分が目指していた「スポーツ現場」になかなか出れない、出る機会がないなんて思っている人がたくさんいるかと思います。私の同期や後輩もはじめは「スポーツ現場」で働くことを目標にしていたけれど、機会に恵まれずあきらめた人もたくさんいます。 でも、諦める必要はないのです。きっかけは自分で作ることができます。もしも「スポーツ現場で働く理学療法士」を目指しているのならクリニックに就職することです。 実際に私は、学生の頃から「スポーツ現場で働く理学療... -
理学療法士がトレーナー活動!就職して1年目のPTが野球のトレーナーになるためにやったこと5選!
何度か記事に書いている「スポーツ現場で働く理学療法士」のテーマ。 学生PTや若手理学療法士は興味がある話題なんじゃないかな、と思います。 学生時代に「野球肘」や「野球肩」などで自分自身が理学療法士にお世話になったことから、理学療法士を目指すきっかけになった人も多いと思います。私もその中の一人です! だけども、いざ養成校に進学してみたり、理学療法士として働き始めたら 講義内容に「スポーツ理学療法やテーピング手技などは思っていた以上に少ない!」 いざ就職したら「スポーツに触れ... -
アウトプットする機会を設けるために、またインプット内容を充実させるために
以前の記事でインプットするためにアウトプットすることの重要性について記事にしたことがあります。 ここ最近、自分自身アウトプットする機会が増えてきたことやインプット量が以前よりも増えてきました。 ただ、インプットしたつもりになっていて曖昧になっている情報や、インプットしたものの実際に使用する機会がなく片隅に置き去りになっているものがあるのもまた事実で。 今日はそんなインプット、アウトプットに関して現時点での自分の考えをあれこれぼやいてみようかと思います。 アウトプットす... -
ハムストリングスの柔軟性をFFDのみで評価するな
臨床現場でハムストリングスの柔軟性を評価する際に用いられる手法は様々あります。 そのなかで簡易的に行うことができる立位体前屈での評価。スクリーニングをする際には用いやすい方法です。 しかし、「ハムストリングの柔軟性を見る」ことが目的なのであれば除外要素が出てくるため適切な評価とはなりません。 立位体前屈における指床間距離(FFD)の除外要素 立位体前屈は脊椎、骨盤、股関節、足関節の複合運動で、かつ腕の長さや指の長さにより変化します。 多いケースは、ハムストリングスの短縮... -
伝えたいことをどう伝えるかと、言葉で伝える難しさ
人とコミュニケーションを取る上で、私たちのメインツールとなる「言葉」。 言葉一つで表すものは多岐にわたります。良くも悪くも捉えられますよね。面白くも難しいものです。 動作を伝達する際に、言葉だけで伝えるのは非常に難しいです。自分の意図していることが伝わらないと私は「イラッと」してしまいます。(伝えられない自分のせいなのに。) 今回は「言葉」についてです。 伝えたいことを上手に伝えるために 幼い頃から、いろいろな人に関わりながら人は成長していきます。 家族、保育園や幼... -
問診とカルテ内容があるなら、自身の問診内容をより深い内容にできるはず
先日、X(Twitter)で「問診票に書いてることを問診で聞くな。」 そんな内容のポストを拝見しました。 ただ、問診票を鵜呑みにするのもまた、私は違うと思うので今回の記事にしようと思います。 問診票は患者さんの記憶整理と感覚 問診票はなぜ受診したんですか?に対して患者さんが記入するものです。 つまり、患者さんの主観100%なわけです。 どうした時に症状を自覚したのか、どこが痛いのか、どういう痛みなのかなど。 まずは受診するきっかけを、次にその症状がどんなものなのかを感じるがまま... -
オスグットは大腿四頭筋のストレッチが最も有効を疑え
成長期に多いオスグット・シュラッター病は皆さんも聞いたことがあるかと思います。 検索をしてみると、大抵のサイトには「大腿四頭筋のストレッチ」が取り上げられています。 それで改善するなら、オスグットの膝の痛みに悩む学童期の選手がこんなにいるわけが無いんですよ。 それをあたかも正しいかのように、「痛いうちは運動を休んで、ストレッチをたくさんやりましょう」なんて、んなバカな。 大腿四頭筋の短縮があることはリスクファクターの1つに挙げられますが、オスグットの疼痛緩和はもっと複... -
ヒップリフトでハムストリングスが攣りやすい原因
とある日に聞こえてきた会話 患者:腰上げをするともも裏がいつも攣るんだよ〜 セラピスト:水分しっかり摂りましょうね! 確かにミネラルの不足による電解質異常で、筋の収縮と弛緩がスムーズにできていないことも考えれるけどそこじゃないでしょ! なんて思う、今日この頃〜 治療家として、専門職として目の前の事象に対して何が起きているか、どうすれば改善できるかを考える必要があると私は思います。 誰でも言えることを言って、なんとなく治療していてはセラピスト数が飽和していくこれからを生... -
理学療法士がスポーツ現場で活躍するにはどうすれば良いか
前回の記事では私なりの視点から投球障害についてあれこれぼやいてみました。 内容のほどはいかがだったでしょうか! といっても、いうほど事細かくは書いてないので詳しいことは改めてぼやきたいと思っています。(現時点では。笑) さて、今回はタイトルにある通りPTが現場で活躍するまで何が必要かをあれこれぼやきます。 理学療法士がスポーツに関わるために 最近の学生さんが理学療法士を目指す大半は、自身の怪我や部活で「理学療法士」と関わったことをきっかけに目指す人が多いかと思います。 ...
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