第28話 運動に必要な身体づくりをするための柔らかさ

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 前回の記事ではなぜ柔軟性を求めるかについてを書きました。ちなみにこんな感じ👇

 じゃあ、どうやって柔軟性を獲得しようかということや、獲得した柔軟性をどう反映させるのかなどなど

 色々な疑問が出てくる人、よくわからないけどとりあえず柔軟性あげておこうかなという人もいると思います。

 今回は「柔らかさ」をどう獲得するかについて、あれこれぼやきたいと思います。

柔らかさをどう捉えるか

 じゃあそもそも、柔らかさって何なのかです。

 私の中では柔らかさを考える際に大きく分けて2つと捉えています。「静的柔軟性(フレキシビリティ)」と「動的可動性(モビリティ)」の2つです。

静的柔軟性(フレキシビリティ)

 皆さんがよくイメージする柔らかさはこちらかと思います。

 お風呂上がりにじっくりストレッチしましょうとか、クールダウンにゆっくりやりましょうとか、息を吐いて反動をつけないように伸ばしましょうとか、、、

 パートナーストレッチのように自分自身に力感なく他者から四肢を動かした際の動きの柔らかさを指します。

 治療者目線で言うと、PassiveSLRやHBD、PassiveROMなどでしょうか。

動的可動性(モビリティ)

 上の静的柔軟性に対して、こちらは能動的つまり自分自身でコントロールする能力になります。私なりの言葉で表すと「自分自身の有している可動域をスームズに動かすことのできる能力」でしょうか。

 コレクティブドリルやダイナミックストレッチなどでよくみるアレです。

 スコーピオンやCat&Dogなどが挙げられます。

静的柔軟性ど動的可動性の関係性

 先述した静的柔軟性と動的可動性は似ているようで違います。さらに詳しく言うと、動的可動性の要素の中に静的柔軟性が含まれます。

 つまり、柔らかさを求める際には両者が必要になるということです。

 柔らかさを求めるならストレッチをすればいいんでしょ、なんて簡単なものではありません。逆にパフォーマンスが落ちかねません。

 静的柔軟性が低ければ、動的可動性を低下させてしまうため、動作パフォーマンスは低下します。

 ただ、動的可動性が低いからいって静的柔軟性が低いとも限りません。静的柔軟性はあくまでも動的可動性を構成する要素の1つというだけなので。

どう柔らかさを獲得するか

 じゃあ、柔らかさはどうやって獲得すれば良いのかについてです。

 勘違いしないで欲しいのは今回のメインは「柔らかさを獲得する」ためであって、「パフォーマンスアップをするため」ではないことということです。

 パフォーマンスアップの要素ではありますが柔らかければパフォーマンスが上がりますよ、と言っているわけではありません。

 動的可動性の構成要素として、関節可動性・静的柔軟性・筋力・姿勢制御・バランス能力が挙げられます

 その中でも個人で手軽に改善しやすいのが静的柔軟性に当たると私は考えます。

 方法に関しては、静的ストレッチやストレッチポールやフォームローラー、リリースガンを用いた直接的筋アプローチ、ヨガなどが挙げられます。

 静的柔軟性の低下により、そもそもの関節可動性が低下した中でダイナミックストレッチやコレクティブドリルを行っても適切に行えなかったり、効率的でなかったりします。

 最大限に関節可動域をとった上で、コレクティブドリルやダイナミックストレッチを行うことが重要だと私は考えます。

 これに関してはウエイトトレーニングも同様です。必要があればストレッチ、ドリルを行い可動域を確保し、その全可動域を用いてトレーニングをすることが重要です。

 長くなりましたが、実際に柔らかさを獲得するにはストレッチにより静的柔軟性を向上⇨ドリル等で動的可動性を向上が今の私の中では最適解かと考えています。

まとめ

 柔らかさって何のなのか、正直しっかり聞いてみないとその人が求めている柔らかさってわからないものです。

 私は柔らかさと聞いて真っ先に思いつくのはしなやかさです。でも、そうでない人も多いと思います。やはり、何を目的にするかを明確化しないと、進む方向がずれてしまい、非効率です。

 今回は私なりに柔らかさについてぼやいてみました。

 少しでも皆さんに静的柔軟性と動的可動性のお話がわかりやすく伝わっていれば幸いです。

 

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