2025年3月– date –
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第35話 問診とカルテ内容があるなら、自身の問診内容をより深い内容にできるはず
先日、X(Twitter)で「問診票に書いてることを問診で聞くな。」 そんな内容のポストを拝見しました。 ただ、問診票を鵜呑みにするのもまた、私は違うと思うので今回の記事にしようと思います。 問診票は患者さんの記憶整理と感覚 問診票はなぜ受診したんですか?に対して患者さんが記入するものです。 つまり、患者さんの主観100%なわけです。 どうした時に症状を自覚したのか、どこが痛いのか、どういう痛みなのかなど。 まずは受診するきっかけを、次にその症状がどんなものなのかを感じるがまま... -
第34話 正しい投球フォームとは何か。そんなものはない、自分の体力や技術で投球フォームは出来上がるものだ!
一昔前までは、「正しい投球フォーム」なんていう概念はあまりなかったように感じます。 むしろ、形にこだわらずいかに早く投げるか、いかに遠くに投げるかだけを考えていたような。(田舎者の私だけでしょうか。笑) 最近は色んな解析装置などの発達で、数値や動作分析が目で見てわかるようになりました。また、そういった最新メカを使って動作指導をする施設も増えている印象です。 データは嘘をつかないかもしれません。実際に球速がどれくらいだ、回転数がどれくらいだ、回転軸がどうだ、とか。 け... -
第33話 投球障害肘で発見される「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」は野球を諦める必要はない
先日、クリニックに足を運んでくれた中学生の選手からこんな発言を聞きました。 「別の病院を受診して、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(以下OCD)と診断され、医者から野球をやめるように言われました。」 いやいや、どんなに心無い発言だよ! 目の前になんとか野球を続けたい、肘を良くしたいと願って受診した選手を、目の前で一言で切り捨てる。 そんな医療の世界があってたまるものか、と。 OCDはスポーツを諦める必要はありません。しかし、適切な対応をしなければスポーツどころか、日常生活や将来に影... -
第32話 オスグットは大腿四頭筋のストレッチが最も有効を疑え
成長期に多いオスグット・シュラッター病は皆さんも聞いたことがあるかと思います。 検索をしてみると、大抵のサイトには「大腿四頭筋のストレッチ」が取り上げられています。 それで改善するなら、オスグットの膝の痛みに悩む学童期の選手がこんなにいるわけが無いんですよ。 それをあたかも正しいかのように、「痛いうちは運動を休んで、ストレッチをたくさんやりましょう」なんて、んなバカな。 大腿四頭筋の短縮があることはリスクファクターの1つに挙げられますが、オスグットの疼痛緩和はもっと複... -
第31話 ヒップリフトでハムストリングスが攣りやすい原因
とある日に聞こえてきた会話 患者:腰上げをするともも裏がいつも攣るんだよ〜 セラピスト:水分しっかり摂りましょうね! 確かにミネラルの不足による電解質異常で、筋の収縮と弛緩がスムーズにできていないことも考えれるけどそこじゃないでしょ! なんて思う、今日この頃〜 治療家として、専門職として目の前の事象に対して何が起きているか、どうすれば改善できるかを考える必要があると私は思います。 誰でも言えることを言って、なんとなく治療していてはセラピスト数が飽和していくこれからを生...