第34話 正しい投球フォームとは何か。そんなものはない、自分の体力や技術で投球フォームは出来上がるものだ!

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 一昔前までは、「正しい投球フォーム」なんていう概念はあまりなかったように感じます。

 むしろ、形にこだわらずいかに早く投げるか、いかに遠くに投げるかだけを考えていたような。(田舎者の私だけでしょうか。笑)

 最近は色んな解析装置などの発達で、数値や動作分析が目で見てわかるようになりました。また、そういった最新メカを使って動作指導をする施設も増えている印象です。

 データは嘘をつかないかもしれません。実際に球速がどれくらいだ、回転数がどれくらいだ、回転軸がどうだ、とか。

 けれども、データの使い方に納得がいかない。データを上げるために身体の使い方を変えてどうするのか。真に達成すべきは「身体の使い方が変わったから、結果としてデータが変わった」で、あるべきだと筆者は思います。

 そして、その身体の使い方は選手個人の体力で異なるため、この形を目指すというのはないとも思います。

 その人がいま持ち合わせている筋力や動的可動性、関節可動域などがその時の「その人にとっての正しい投球フォーム」を作り出すものです。

正しい投球フォームとは

 じゃあ、「正しい投球フォーム」を求められた時の答えはなんでしょうか。筆者が答えるとしたら

 基本的に「これが正しい投球フォーム」といった決まった形はありません。ただ、怪我のリスクを最小限に留めて、かつその人が今現在持ち合わせた能力を最大限に引き出せるフォームが「正しいフォーム」と言えると考えます。

 これが今の筆者の考え、答えになります。

 大切なのは怪我のリスクが最小限で、パフォーマンスを最大限に引き出せることを求めます。

 出力は上がるけど、高低差が激しかったり出力の上昇と引き換えに怪我のリスクも上がっては仕方がありません。

 小手先で変えるではなく、自分の身体に今足りない要素を洗い出し、そこを補うことでパフォーマンスを上げる要素を整える。そこを見つけるのは自分だけでは難しいです。専門家の力を借りるべきです。

 補った要素は自分の身体に昇華していかなければなりません。そこは技術練習あるのみだと私は考えます。可動性や筋力が向上したからフォームが変わるのではなく、向上した可動性や筋力を使って技術に落とし込んでいく作業を繰り返すことで、あなたなりの正しいフォームが完成するのです。

 

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