第19話 競技におけるウエイトトレーニング

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 先日1/24に第97回選抜高校野球大会(春のセンバツ甲子園)の出場校が発表されました。3月の開幕が非常に楽しみです。惜しくも私の母校は21世紀枠を獲得することができず出場はかないませんでした。残念。

 限られた時間や環境の中で、日々練習で研鑽を積む選手たちには常にリスペクトです。

 最近はどの学校でも学校にあるトレーニングエリアや、部活で保有しているウエイトトレーニング器具でトレーニングしている光景が珍しくありません。

 ただ、何を目的にトレーニングしているのかを理解している選手たちが何人いるのかというのは日々疑問に思います。

 仕事柄、インカレ出場レベルの大学バスケットボールチームや甲子園出場レベルの野球部に伺う機会がありますが、その中でも意識の差は明らか、、。勿体無い。

 今日は、タイトルにもあるように競技におけるウエイトトレーニングに対する私の考えをあれこれぼやきたい思います。

ウエイトトレーニングの位置付け

 そもそもウエイトトレーニングを何のためにあなたたちはやっているのか、指導者はやらせているのかというところからです。 

 より速い球を投げるためや遠くに打球を飛ばすため、速く走るため、より高く飛ぶためなどなど、、

 目的は様々かと思いますが、ウエイトトレーニングをやって重量が伸びたから競技パフォーマンスが上がるわけではありませんし、競技動作を模したトレーニングに負荷を加えたとてパフォーマンスは向上しません。

 むしろ、競技パフォーマンスが下がることや怪我をし、長期離脱を余儀なくされることだってあり得ます。

 これは以前の記事に書いた「特異性の原理」を誤って解釈しているとしか思えません。

 ウエイトトレーニングはあくまで身体機能を向上させる「補強」に過ぎないです。(言い方が少し雑かもしれない)

 正しいタイミングで効率よくかつ力強く、可能な限り自分のイメージに近い身体操作をするための体力をつけるためのトレーニングに過ぎないと私は思います。つまりスキルアップに直結する練習ではないです。

まとめ

 競技力を向上させるためにはあくまでも技術練習をする必要があるのです。

 つまり、競技におけるウエイトトレーニングは「ウエイトトレーニングで向上した体力を、自分の競技動作に反映させるために競技特異的な動作の反復となる技術練習を行うための、土台となる体力作り」という思考で取り組む必要があるのです。(なんかくどい文章になってしまいましたが、うまくまとめれませんでした汗)

 そして、土台となる体力づくりのため競技動作とは切り離して考える必要があります。ジャンプ動作にちかいクウォータースクワットにしたり、踏み込み動作が多いからフォワードランジにするなんかはもってのほかです。

 競技に必要な視点から分析することは重要ですが、競技に近づけないように注意してください。

 競技動作を遂行する上で、どこの筋活動が必要なのかやどういう能力を引き出したいのかでエクササイズ選択をし、あくまでも体力向上に必要な適切なフォームやセット数で実施する必要があります。

 そのような観点から考えるとやはり、トレーニングの専門家を招いて定期的な指導を得ながら実施していくことが望ましいのでしょう。(金銭面やスケジュールの都合で難しいケースが多いかもしれませんが)

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