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初めましての方は初めまして!前回の記事を読んでくださった方はまた見ていただきありがとうございます🙇🏻♂️『あき』です!食欲の秋、読書の秋、運動の秋などなど様々な楽しみのある季節になりました!私は食べることが大好きなのでもっぱら「食欲の秋」ですが。笑
さて、今日は「食」についてあれこれぼやきたいと思います。トレーニングでも食の重要性は常々議論されていますし、患者さんからも「痩せたいけど痩せられない」という声をよく聞きます。今日はそんな「食について」書かせていただきますので、ぜひ最後までご覧ください!
食事制限ではなく食事整頓をする!
私が患者さんとお話する際に「痩せたいけど中々痩せられないの」や「食べてないのに痩せないの」なんてことをよく言われます。まず、食べてないのに痩せれないのは何かがおかしいです。人間の身体は栄養が入ってこなければ体内の栄養分を分解しエネルギーにするはずなので、食べなければ痩せていくはずですので。
では「中々痩せられない」人達に関してはどうでしょう。聞いてみると、多くの人は痩せようと思って「ご飯の量を減らして」や「回数を減らして」、「野菜だけにして」という回答が返ってきます。基本的にはどう痩せていくかというイメージができていないことがほとんどではないか、と私はよく思います。
そんな時に私は「まずはご自身の食事を整頓してみましょう」とお話をします。何か作業をするとき、乱雑した中からとりあえず目についたものを選択しても効率よく進めることは難しいです。それに何から手をつけていいかもわからず、目標設定も難しくなります。そこで整理整頓し着手していく順番を決めるのです。食事も同様で自分の食事内容をまずは認識し、食事を整頓するのです。これを「食事整頓」と私は勝手に呼んでます。笑
- 1日の食事量
- 栄養素のバランス
食事整頓をすると上記のことがはっきりとします。痩せるために考えることでまず先に思いつくのが、摂取量が消費量を上回らないようにすることだと思います。そのため、第一選択で食事量を減らす人がほとんどなのではないかと思います。ただ、急に食事量が減ると身体は今までの摂取エネルギーよりも少ないため疲労しやすくなっていきます。しかも急に摂取量が減ってしまっては食欲が我慢できずに暴飲暴食に走ってしまうという経験をしたことがあるのではないでしょうか?いわゆる「キレ喰い」ですね。これでは減量がうまく進まなくなります。
また、食事量に加えて自分が食べている食事の栄養バランスに目を向けてみることも大事です。よく「野菜をたくさん食べる」などもありますが、野菜から摂取できる栄養素はわずかです。私たちのエネルギーの主となる3大栄養素の糖質・脂質・タンパク質の摂取はほとんどできません。これでは健康的に痩せることは難しいです。大事なのは食事量と栄養素のバランスです。三大栄養素のバランスに加えて食物繊維量を増やす食事を心がけてみましょう!
整頓したら目標設定を
自分なりに整頓し、摂取量や栄養素の過不足がはっきりとしたら明確な目標設定をしましょう。
なんとなく「痩せたいな〜」や「腹筋を割りたい」では、最終到達地点が不明確で動機づけが難しいため長続きしにくいです。そのために次のような具体的な項目で目標設定をします。
- どのくらいの期間で
- 具体的に何キロ落としたいのか
- どういう身体を目指すのか etc…
具体的な数値や期日が決まれば、そこから逆算して月にどのくらい体重を落とせば良いかが決められます。
例えば70kg⇨65kgへの減量を目指す場合
・体重あたり1kgの体脂肪を減らす際に必要なカロリー数はだいたい7200kcal
・30日/1ヶ月で計算すると240kcal/1日を消費できると1月で1kgの減量ができるため、これを5ヶ月継続
・「摂取カロリー」と「基礎代謝+消費カロリーの合計値」の差が240kcalになるように食事を決める
上の例のように、具体的な数字で算出することでより明確な行動目標が立てられるため継続しやすくなります。なぜなら、「だいたいこれくらい」で続けると短期的な数字にしか目がいかず変化を求めすぎてしまうからです。過度な減量は身体活動に必要なエネルギーを削ることになり、不健康かつリバウンドしやすくなってしまいます。可能であれば数ヶ月単位で考え1ヶ月あたりの目安は多くても2kg以内の減量とするのをお勧めします。
まとめ
今回は痩せるための考え方についてあれこれぼやいてみました。
健康的に痩せるために、まずは現状の把握をする必要があります。自分の散らかっている食生活を整頓することで痩せるために必要な項目を洗い出すことができます。具体的な目標を設定し、目標達成のために必要な期間と摂取目安や消費目安を算出します。あとは自分が決めたプログラムを継続するだけです!皆さんの減量が健康的かつ順調に進む手助けになればと思います。