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初めましての方は初めまして!前回の記事を読んでくださった方はまた見ていただきありがとうございます🙇🏻♂️『あき』です!毎日が暑すぎて気力が奪われる日々が続きますね、、。そんな暑い中、夏の甲子園では球児たちが日々熱戦を繰り広げ全国を盛り上げてくれました。今回は初優勝校ということで地元では大変盛り上がったのではないでしょうか。
一方で台風の影響は長引き、各地で被害に遭われている方々もいます。今年は自然災害の被害がとても多く感じる年ですね。少しでも早い復旧を願います。
先月から約7週間の間、大学4年生の実習生に臨床現場で実習指導を行なっていました。自分自身が実習をしていた頃は本当にきつくて投げ出したいな、と思う地獄の日々だったため学生にはできるだけ優しくしてあげたいという思いがあります。でも、いざ指導につくと同じ土俵に立つ臨床家としてやこれから排出されるセラピストの質をあげたいという思いからどこか高圧的になっているなんてことを感じる日々でした。(学生さんは最後までやり遂げてくれて本当にありがとう。笑)
そんな中でふと感じた「インプットとアウトプット」に関して今日はあれこれぼやいていきたいと思います!
記憶のプロセスとして
皆さんは記憶や手順として定着しやすいものと、そうでないものが大雑把ではありますが想像しやすいかと思います。例えば『普段繰り返す仕事の作業』や『昔繰り返して勉強した知識』などは頭の片隅に残っているのではないでしょうか。逆に『1週間前に顔合わせをした相手の車のナンバー』や『一度だけ目にした評価10項目』などは完全に記憶することは難しいと思います。大きな違いは覚えたものを思い出す頻度や期間だと私は考えます。
基本的な記憶のプロセスは①記銘⇨②保持⇨③想起の繰り返しになります。何か自分が覚えたいことを記銘(短期的に記憶しようと意図すること)し、その情報を忘れないように保持(脳内にとどめようとする)します。そして、再度情報を見返す、実践することや他者から聴くことで想起(とどめていた情報を思い起こす)することで脳内に何度も情報をインプットさせ長期記憶に変換させます。
自分自身が目にするだけでなく、見聞を広げながら脳に定着させる
単純に文字面を覚えるだけや単語を覚えるだけであれば、文章や単語帳などを自身で読めばいいかもしれません。ただ、治療テクニックやトレーニングテクニック、考え方のプロセスを学ぶにはやはりデモンストレーションや対話の中で学ぶのが主になると私は考えます。お互いの思考プロセスを説明し合うことで、自分の中で想起し発信することに加え、相手からの発言を受けて想起することも可能になります。そこに自分が知らない情報があれば新たに記銘、保持して再学習することで想起させ記憶定着につなげることも可能です。
私が「なるほど!」と思った、出入り口に紐づけてインプットとアウトプットを考えることを私なりの言葉で述べたいと思います。⇨何かを他者から学ぼうとした時に、情報を得ようとするだけ(インプット)だと他者からの情報を引き出しにくくなります。まずは自らが先に情報発信をし、それに対しての他者の意見を聞くことで合致する部分とそうでない部分の確認をします。そうすることでディスカッションが生まれ自分の知らない知識や物事の見方、つながりを認識することができます。つまり、自身が何かを出すことで新しい何かが入ってくる出入り口の関係にあり、決して入り出口ではないということです。
出入り口のコミュニケーションを続けることで、インプットとアウトプットの頻度が増えるため脳内での記憶プロセスが働きやすくなることに加え、多方面からの意見や思考を聞くことができ自身の見聞を広げられると思います。
まとめ
今回は記憶について、インプットとアウトプットをどうするかについてぼやいてみました。記憶は①記銘②保持③想起のプロセスからなり、繰り返すことで長期記憶へと変換されます。そのプロセスを進める上で、出入り口の関係を意識してコミュニケーションをとることで多方面からの意見や思考を聞くことができ自身の見聞を広げられると私は考えるため臨床家、トレーナーの皆さんはぜひ意識してみてください!